AIでブログ記事をリライトする方法

ブログを改善する
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書いたまま放置している記事が、たまっていませんか。アクセスが伸び悩む原因のひとつが、この「書きっぱなし」です。ただ、過去記事をすべて書き直すのは、想像するだけで気が重い作業だと思います。

そこで頼りになるのがAIです。AIをうまく使うと、リライトのいちばん手間のかかる部分を肩代わりしてもらえて、見直しのハードルがぐっと下がります。この記事では、AIを使って過去記事をリライトする進め方を、順を追って紹介します。新しい記事を書く労力の何分の一かで、眠っていた記事をよみがえらせていきましょう。

そもそもアクセスが増えない原因を整理したい場合は、こちらもあわせてどうぞ。

ブログのアクセスが増えない原因と改善方法

なぜ「リライト」が効率がいいのか

新しい記事をゼロから書くのは、それなりに大変です。一方リライトは、すでにある記事をもとに手を入れるので、土台ができている分、少ない労力で成果につながりやすいのが特長です。

特に狙い目なのが、アクセスが少しはあるのに、検索順位がもう一歩のところで上がりきらない記事です。こうした記事は、すでに検索エンジンからある程度評価されている証拠なので、内容を磨けば上位に届く可能性があります。ゼロから新記事を当てるより、確実性が高い。

私自身、リライトをするようになってから、止まっていた記事が動き出す手応えを何度も感じてきました。ブログを伸ばすうえで、リライトは欠かせない作業です。

ただ、リライトは何をどう直せばいいか分かりにくく、つい後回しにしがちな作業でもあります。その「分かりにくさ」と「面倒さ」を埋めてくれるのが、AIというわけです。

AIに任せられるリライト作業

AIは、リライトのさまざまな場面で力を発揮します。代表的なものを挙げてみます。

  • 検索意図とのズレのチェック:記事を読ませて「このキーワードで検索する人の意図に合っているか」を尋ねる。自分では気づけないズレを指摘してくれる
  • 見出しの整理:話の流れが分かりにくい記事の構成を、論理的な順番に整え直してもらう
  • 本文の補強:説明が足りないところに、補うべき情報や観点を提案してもらう
  • 読みやすさの改善:回りくどい言い回しや、長すぎる文を、自然な形に直してもらう
  • タイトル案出し:今のタイトルを改善する候補を、いくつも出してもらう

こうして並べると、リライトでつまずきがちな「何を直せばいいか分からない」という部分を、AIがまるごと引き受けてくれることが分かります。判断の材料をAIに出してもらい、自分はそれを取捨選択する。そういう役割分担にすると、作業がぐっと軽くなります。

使うAIは、ChatGPTやGeminiといった、馴染みのある対話型のもので十分です。たとえば、こんなふうに頼んでみてください。

以下は私のブログ記事です。狙っているキーワードは「○○」です。この検索意図に対して、足りない点・ずれている点を、リライト文ではなく箇条書きで指摘してください。
(このあとに記事本文を貼りつける)

ポイントは「リライト文ではなく箇条書きで」と指定するところです。これを付けないと、AIはすぐに文章を書き直して出してきてしまい、結局その文をそのまま使う流れになりがちです。まずは改善点だけを洗い出してもらうのが、自分の記事らしさを保つコツになります。

AIリライトの進め方

では、実際にAIでリライトを進める手順を見ていきましょう。難しい操作は必要なく、対話型のAIに記事を読ませて、順番にお願いしていくだけです。

STEP1 直す記事を選ぶ

〔AIに任せる〕データの整理・改善効果が高い記事の絞り込み 〔自分でやる〕解析データを用意してAIに渡す

まずは、どの記事を直すかを決めます。狙い目は、少し読まれているのに上位に届かない記事です。私が実際にやっているのは、Googleサーチコンソールとアナリティクス(GA4)を使った選び方です。サーチコンソールを見ると、どんなキーワードで自分のブログに人が来ているか、そのキーワードでのクリック率はどのくらいか、といったことが分かります。これが分かると、手を入れる優先順位を決めやすくなります。

さらに踏み込むなら、サーチコンソールのデータをCSVで書き出してAIに渡し、「改善効果が高そうな記事はどれか」を出してもらう方法もあります。この手のデータ整理は、私の感覚ではChatGPTが扱いやすいです。

STEP2 記事と狙いをAIに伝える

〔AIに任せる〕狙えそうなキーワードの提案 〔自分でやる〕最終的にどれを狙うかの戦略判断

直す記事が決まったら、その記事の本文と、「どのキーワードで上位を狙いたいか」をAIに渡します。狙うキーワードは、STEP1で見えてきた候補の中から、現実的にどれを狙えそうかをAIと相談しながら絞っていく、という進め方がやりやすいです。

ただし、AIが勧めてくるキーワードが、こちらの意図と合わないこともあります。たとえば、こちらは「少し背伸びしてでも、検索数の多いビッグなキーワードを狙いたい」と思っていても、AIは現実的に勝ちやすい、ニッチなキーワードを提案してくる、といった具合です。

どちらが正しいというより、これはブログ全体をどう育てていくかという戦略の問題です。だからこそ、最終的にどのキーワードを狙うかは、AIの提案を参考にしつつも、自分で決めたほうが後悔しません。AIはあくまで相談相手で、舵を握るのは自分、という意識が大事です。

これは私の失敗談なのですが、以前、AIに言われるままイエスマンのように修正を重ねたことがありました。結果は、少しも改善しませんでした。腹立ちまぎれに「全然よくならないじゃないか」とAIにぶちまけたところ、のらりくらりと言い逃れをされてしまい、これには余計に脱力したものです。それ以来、AIの言うことを鵜呑みにせず、最後は自分の判断を大事にするようになりました。便利な道具ではありますが、責任を取ってくれるわけではない。そう肝に銘じておくくらいがちょうどいいと思います。

STEP3 ズレと改善点を出してもらう

〔AIに任せる〕検索意図とのズレ・足りない要素の洗い出し 〔自分でやる〕箇条書きで出すよう指示する

次に、検索意図とのズレや、足りない要素を指摘してもらいます。ここで大事なのが、先ほども触れたプロンプトの工夫です。何も指定しないと、AIは気をきかせて文章ごと書き直して出してきます。そのまま使うと、どこにでもあるAIリライトになってしまうので、「リライト文は出さず、改善点だけを箇条書きで」とお願いして、指摘だけをもらうようにします。

STEP4 提案を取捨選択して直す

〔AIに任せる〕改善点の提案(一般論) 〔自分でやる〕採否の判断・経験のある部分を厚く書く

もらった指摘を、自分で取捨選択して反映します。AIが出す改善点は、どうしても一般論にとどまります。だからこそ、その中で自分が自信を持って書ける部分、つまり実際に経験していることや得意な分野には、しっかり筆を割く。逆に、そうでない部分はあっさりめにする。こうして強弱をつけて書き分けると、記事にオリジナリティが出てきます。

STEP5 自分の経験を足して仕上げる

〔AIに任せる〕読みやすい日本語への調整 〔自分でやる〕自分にしか書けない経験・本音の追加

最後に、自分にしか書けない経験や本音を加えて仕上げます。たとえば営業の仕事を長く続けてきた人なら、その現場で得たコツや、実際にあったエピソードを書き添える。それだけで、AIには決して出せない説得力が生まれます。この仕上げの工程では、私はClaudeを使うことが多いです。長めの文章や、自然で読みやすい日本語を整えるのに優れている、というのが使ってみての実感です。

ポイントは、いきなり「リライトして」と丸投げしないことです。丸投げすると、文章が平均化されて、誰にでも書ける当たり障りのないものになってしまいます。まずズレや改善点を洗い出してもらい、その上で一つずつ、自分の経験を交えながら直していく。最終的に誤字脱字のチェックや読みにくい文章のチェックをAIに任せます。この順番のほうが、仕上がりも自分の納得感も高くなります。

AIに任せきりにしない

便利なAIですが、最後の仕上げは必ず自分の手で行うことをおすすめします。AIが書いた文章をそのまま貼りつけると、どこかで見たような、当たり障りのない記事になりがちだからです。表面上は整っていても、ほかの記事との違いが出ず、結果として埋もれてしまいます。

記事に個性と説得力を与えるのは、やはり自分自身の経験です。実際に使ってみた感想、つまずいたこと、人に伝えたい本音。こうした一次情報は、AIには書けません。AIには下ごしらえや整理を任せ、自分は経験を語ることに集中する。この組み合わせが、AI時代に埋もれない記事を作るコツです。AIは、あくまであなたの作業を助ける道具だと考えておくとちょうどいいでしょう。

なお、リライトだけでなく、新しい記事を書くときのAIの使い方は、こちらでも触れています。

AIでブログ記事を書く方法

まとめ:AIで下ごしらえ、仕上げは自分で

この記事の要点を整理します。

  • リライトは、ゼロから書くより少ない労力で成果につながりやすい
  • 狙い目は、少し読まれているのに上位に届かない記事
  • 検索意図のチェック・見出し整理・本文補強・タイトル案出しはAIが得意
  • 丸投げせず、改善点を出してもらってから取捨選択する。仕上げと経験の追加は自分で

記事の質が上がってきたら、次に意識したいのが、それぞれの記事をつなぐことです。良い記事を読んでもらったあと、次に読んでほしい記事へどう橋渡しするか。その内部リンクの考え方を、次に見ていきましょう。

収益記事へ内部リンクを送る方法

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