レンタルサーバーをいろいろ調べていくと、最終的に名前がよく挙がる定番が見えてきます。エックスサーバー、ConoHa WING、ロリポップ。この3社まで絞れたものの、ここから先がなかなか決まらない、という人は多いと思います。どれも評判が良く、決め手に欠けるんですよね。
この記事では、人気の高いこの3社を、料金・表示速度・容量・使いやすさ・サポートといった項目ごとに突き合わせて比べます。3社それぞれの得意なところと、どんな人に向いているかをはっきりさせて、自分に最適なレンタルサーバーを選べるところまで持っていきます。
もっと幅広く、5社くらいの中からざっくり目的別に見たいという人は、先にこちらを読んでおくと全体像がつかめます。
3社はどれも実力派。違いは「どこに強いか」
はじめに言ってしまうと、この3社はどれを選んでもWordPressブログを快適に運営できます。性能・サポート・実績のどれを取っても、定番として名前が挙がるだけの水準にあります。だから「どれかが大きく劣っている」という選び方にはなりません。
違いが出るのは、それぞれが力を入れている方向です。総合バランスと安心感のエックスサーバー、コストパフォーマンスのロリポップ、表示速度と管理画面の使いやすさのConoHa WING。ざっくり言うと、こうした個性の違いになります。以下、項目ごとに詳しく見ていきます。
3社の項目別比較
まずは全体を一覧で見てみましょう。料金は個人ブログ向けの代表的なプランで、長期契約(12〜36ヶ月)にした場合の1ヶ月あたりの目安です。
| 項目 | エックスサーバー | ConoHa WING | ロリポップ |
|---|---|---|---|
| 代表プラン | スタンダード | ベーシック | ハイスピード |
| 月額の目安 | 990〜1,100円 | 約680〜1,450円 | 660〜1,045円 |
| ディスク容量 | SSD 500GB | SSD 300GB | SSD 700GB |
| 高速化技術 | 独自の高速化+NVMe | 独自の高速化+NVMe | LiteSpeed |
| 独自ドメイン無料 | あり | 2つ無料 | 2つ無料(条件あり) |
| 電話サポート | あり | あり | あり(上位プラン中心) |
料金は契約期間やキャンペーンで大きく変わります。各社とも12ヶ月以上の長期契約や時期ごとのキャンペーンで実質料金がかなり下がるので、最終的な金額は必ず公式サイトで最新のものを確認してください。
各社のキャンペーンは、当ブログでも一覧にまとめていく予定です。お得な時期を逃さないよう、申し込み前にあわせてチェックしてみてください。
レンタルサーバーのキャンペーン一覧|各社の最新割引をまとめて比較

料金で比べる
月額のいちばん安いところで見ると、ロリポップがやや先行します。ハイスピードプランは長期契約で月660円ほどまで下がり、容量も700GBと大きいので、コストと容量のバランスでは頭ひとつ抜けています。
エックスサーバーは長期契約で月990円〜と、3社の中では中間的な位置です。ConoHa WINGはキャンペーン適用時にかなり安くなる一方、通常時のベーシックは少し高めに見えることもあります。ただ、料金は時期によって上下するので、申し込むタイミングのキャンペーン次第で順位が入れ替わることも珍しくありません。数百円の差で消耗するより、後述する使い勝手や速度で選んだほうが、長い目では満足度が高いと思います。
表示速度で比べる
表示速度は、読者の離脱に直結する大事な要素です。3社とも高速化に力を入れていて、体感で大きく困るような差はありません。
そのうえで傾向を挙げると、ConoHa WINGは速度の評価が高いことで知られています。ロリポップのハイスピードプランは、表示速度に定評のあるLiteSpeedという仕組みを採用していて、低価格帯ながら速いのが強みです。エックスサーバーも独自の高速化技術を積み重ねていて、安定して速いという安心感があります。私自身、メインでエックスサーバーを使っていますが、表示速度には満足していて、ここが気に入っている点のひとつです。どれも「遅くて困る」という心配はまずいらない、と考えてよいでしょう。
容量と使いやすさで比べる
容量はロリポップの700GBが最大で、ConoHa WINGが300GB、エックスサーバーが500GBです。ただ、テキスト中心の個人ブログなら、どれも容量が足りなくなる心配はほぼありません。画像や動画を大量に扱う予定がある人だけ、容量の大きさを気にすればよい程度です。
毎日触れる管理画面の使いやすさでは、ConoHa WINGが分かりやすいという声が多く挙がります。デザインが新しく、直感的に操作できるのが好まれているようです。エックスサーバーは機能が豊富なぶん画面の情報量も多めですが、その分できることが多く、慣れれば不便はありません。当ブログではエックスサーバーの管理画面を実際に全機能触って確かめた記事もあるので、操作感が気になる人は参考にしてみてください。
Xserver新サーバーパネル全機能レビュー|何ができるか全部触って調べた
ロリポップは昔から初心者にやさしい作りで知られています。このあたりは好みも大きいので、各社の無料お試し期間で実際に触って、手に合うかどうかを確かめるのがいちばん確実です。
結局、どれを選べばいい?
項目ごとに見てきたとおり、「すべての項目で一番」というサーバーは存在しません。だからこそ、自分が何を優先したいかで選ぶのがいちばんすっきりします。目安をまとめると、次のようになります。
- 月々のコストと容量を最優先するなら:ロリポップ(ハイスピードプラン)
- 管理画面の使いやすさや速度の評判を重視するなら:ConoHa WING
- 速度とコストのバランスがよく、困ったときの情報の多さで安心したいなら:エックスサーバー
もし「優先順位がはっきり決まらない」「とにかく無難に始めたい」ということなら、エックスサーバーを選んでおくのが堅実です。いちばんの理由は、速度とコストのバランスがいいことです。高速化と低コストの両方をほどよく満たしてくれます。ロリポップとConoHa WINGのちょうど中間で、良いとこ取りをしたような立ち位置、と考えると分かりやすいかもしれません。コスパがよく、バランスが取れているのが強みです。
それに加えて、利用者が多いぶん、操作でつまずいても検索すればすぐ答えが見つかる、という安心感もあります。初めての人ほど、この「調べれば困らない」という点の恩恵を受けられます。私自身がメインに選んでいる理由も、速さと価格の手頃さ、そしてネット上に情報が多くて調べるときに困らない、というこの3つが大きいです。もちろん、ここで挙げた3社はどれも実力十分なので、ピンと来たものを選んで問題ありません。
まとめ:優先順位を決めれば迷わず選べる
この記事の要点を整理します。
- エックスサーバー・ConoHa WING・ロリポップは、どれも定番にふさわしい実力がある
- 違いは強みの方向。コストと容量のロリポップ、速度と使いやすさのConoHa WING、速度とコストのバランスがよいエックスサーバー
- 迷って決められないときや、無難に始めたいときは、情報が多くてつまずきにくいエックスサーバーが堅実
- 料金はキャンペーンで変わるので、最終的な金額は公式サイトで確認する
使いたいサーバーが決まったら、次は実際に開設へ進みましょう。WordPressブログを立ち上げるまでの流れは、こちらでやさしく解説しています。



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